【週刊トレード#04】2021年第3週目 ドル円・ユーロドルの相場分析と予想

それでは2021年11月第3週目のドル円・ユーロドルの相場分析と予想をお伝えしていきたいと思います。

 

まず先週なんですが、入院をしてましてトレードはノータッチでした。手術の為、4日間ほど入院していたのですが、完全に相場と離れて治療に専念する日々を送っておりました。土曜日に久しぶりに自宅に帰ったのですが、たった4日間だけだったのですが何か新鮮な感じがしましたし、チャートを開いた瞬間もそんな感じがありました。

 

ということで日曜日に改めて線を引き直したりしていたのですが、ドル円とユーロドルの今後の動きについて個人的な見解をお伝えしていきます。

 

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ドル円週足

【週刊トレード#04】2021年第3週目 ドル円・ユーロドルの相場分析と予想

まず週足からですが、相変わらず2017・2018年の高値群が意識されて上げ止まっているという水準にあります。もうしばらくは、ここで動きが滞留しそうな雰囲気を感じています。

 

買い手の目線としてしては、一旦下がってから買いが入るというのがイメージとしてしやすいです。なので今年6月高値に線を引いているんですが、すぐ手前にキリ番も控えているということもあって直近ではここがサポートされそうな感じがあります。なので買いが入るならここからという想定です。

 

売り手の目線としては、今現在が売りが入りやすいです。週足トレーダー達が利確を意識しそうなポイントです。但し、N字の波動で考えるともう少しだけ上を目指しても自然かと思っています。その際はフラッグを作るか、少し下がってから伸びるか、終わってみないと分かりませんがそういった動きになるかもしれないと想定しておいても良いかもしれません。

 

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ドル円日足

【週刊トレード#04】2021年第3週目 ドル円・ユーロドルの相場分析と予想

日足ではチャートフォーメーションで言うところのダブルトップに見えなくもありません。ネックラインを抜けて戻り2波が発生し、ここから加速3派へと移行しそうな感じがします。しかもダブルトップから綺麗に切り下げているので売りの勢いが強くなっているということも伺えます。

 

買い手の目線としては、9月高値からサポートされそうです。ここは丁度キリ番とも重なり、且つフィボナッチ50%なので、複数の根拠が重なり合う強い意識が働きそうな予感を持っています。但し、断定は禁物です。

 

売り手の目線としては、今現時点で加速3派となって下落していきそうな感じもしなくもないです。とは言え、もう一度10月高値を目指してダブルボトムとなることも十分に考えることもできます。

 

ドル円4時間足

【週刊トレード#04】2021年第3週目 ドル円・ユーロドルの相場分析と予想

4時間足では、今までは10月高値と10月安値の間を推移してましたが、一度下割れしてから戻ってきたという水準です。ただ流れとしては切り下がっているところから見て下への意識が強くなってきているという印象を受けます。その中で気になるのは一度は下割れしたが、大きくサポートを受けて上昇したという事実があり、ここからまだ買いが諦め切れていないということも伺えそうです。

 

買い手の目線としては、半値辺りからもう少し下のフィボナッチ61.8%と1時間足で確認できるネックラインでサポートされそうな感じなので、このポイントから買われそうです。

 

売り手の目線としては、現時点の段階から一旦は1時間足で確認できるネックラインまでを目指して下がっていきそうかなっていう感じです。或いはもう一度10月高値を目指して上昇したところ売られそうなイメージもできますが、そこまで上昇すると買い手の勢いも増していきそうなので何とも言えません。

 

ドル円1時間足

【週刊トレード#04】2021年第3週目 ドル円・ユーロドルの相場分析と予想

1時間足では、イメージとしては三尊天井が形成されそうな感じです。上位足が下目線なので切り下げ型の三尊となるかもしれません。ダブルトップというのは個人的にイメージし難いと感じています。

 

買い手の目線としては、直近の安値群が意識されそうです。ここはフィボナッチ38.2%でもあり、サポートされてもおかしくはないところです。

 

売り手の目線としては、半値の高値まで上昇したところでしょうか。或いは左の安値群を抜けば勢いがついていきそうです。その際はリターンムーブとなってから売られていくのが一般的なイメージかと想定します。

 

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ユーロドル週足

【週刊トレード#04】2021年第3週目 ドル円・ユーロドルの相場分析と予想

ユーロドル週足では、ラストの押し安値も下割ったことで週足トレーダーの下目線への意識は強くなってきているという印象です。但し抜けの1波なので戻り2波の一旦の上昇が入っていきそうな水準ではあります。

 

買い手の目線としては、2020年5月高値が意識されそうです。ここはフィボナッチ50%と直近のキリ番が控えているということもあり、複数の根拠が重なり合う為、サポートとしては強く働くのではないかと想定します。

 

売り手の目線では、一旦上昇してから半値の高値まで上がってきてから本格的に加速3波として下がっていきそうな感じです。このままスッと下へと落ちていくイメージは難しいように感じます。

 

ユーロドル日足

【週刊トレード#04】2021年第3週目 ドル円・ユーロドルの相場分析と予想

日足では、誰が見ても分かる通りの下降です。ただ週足の強いサポート帯に差し掛かっているのもあるので、ここら辺で調整上昇となりそうな感じがしています。日足以下の下位足では、上位足のレンジの中で動くといったところでしょうか。

 

買い手の目線としては、週足同様に2020年6月高値が意識されて現時点の段階から買われていきそうな感じです。

 

売り手の目線としては、一旦上昇して、まずは10月高値を目指していくだろうという見立てです。フィボナッチ38.2%はもう少しだけ上になりますが、ゾーンとして見ておくと良いかもしれません。または更に上昇して9月高値まで上がってから売りが入るかです。61.8%がもう少し上ですが、こちらもゾーン的に見ています。

 

ユーロドル4時間足

【週刊トレード#04】2021年第3週目 ドル円・ユーロドルの相場分析と予想

4時間足では、しっかりと下落目線です。ここからダブルボトムなどのチャートパターンを形成していくかどうかを見ていくわけですが、第3週目の動きとしてはしばらく揉み合うかもしれません。

 

買い手の目線としては、しばらくこの段階で売りと買いの攻防が起きそうな水準です。

 

売り手の目線としては、それぞれ11月の安値と高値が意識それて売られていきそうな感じです。11月安値の場合、すぐ手前にキリ番の控えています。なのでレジスタンスとしての意識は強いかもしれません。

 

ユーロドル1時間足

【週刊トレード#04】2021年第3週目 ドル円・ユーロドルの相場分析と予想

1時間足では、現段階では何とも言えない感じになってます。というのもまだ下がってきたばかりで、ここからどういった動きになるかといった水準だからです。なので、もしかしたら週初めは静観するのが正解かもしれません。

 

またチャートはフラクタル構造と言われているんですが、4時間足と1時間足の差がここではあまり見受けられない相場状況にも見えますので、1時間足を見るにしても4時間足に近い動きか、15分足に近い動きかなどチャートの見方に柔軟性が求められるように思っています。

 

買い手の目線としては、今現段階において何らかのチャートパターンが形成されてくれば、特にダブルボトム形成後にネックラインを抜ければ強く買われていくかもしれません。

 

売り手の目線としては、ここで売りが入る場合、その理由が考えられませんので一旦上昇して、4時間足同様11月安値が意識されてから売られていきそうです。

 

まとめ

ということで2021年11月第3週目の相場分析と予想をお伝えしました。相場は生ものですので、あくまでルールに厳格ではありますが状況の変化に応じて柔軟に対応していきたいと思います。

 

冒頭でもお伝えした通り、先週は手術の為、4日間ほど入院しておりました。術後1週間は安静が必要なのでしばらくは自宅療養が続きますが、チャートは見れるのでしっかりと向き合っていきたいと思います。

 

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