今回は、2021年10月29日金曜日にトレードしたドル円15分足での結果報告をします。先に結論から言うと、プラス35pipsの勝ちトレードとなりました。それでは各時間足ごとに詳細をお伝えしていきたいと思います。
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ドル円週足
週足では、大きくは上目線という見方をしており、左側の高値群が意識されて一旦の上げ止まりの水準にあることが分かります。なので、ここから反転の下落をしていくか、或いは更に上昇していくか分水嶺となっているところに差し掛かっています。
また動きとして一気に伸び上がるように上昇しいるので、揺り戻しのように一気に下がることも十分に考えられます。週足トレーダー達の利確目標値、逆張り派の売りによって下落し、手前の揉み合い付近まで下がることは十分に考えられます。
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ドル円日足
日足では、一旦上げ止まった後に少し下げを見せ、ここからダブルトップを形成していこうかという局面となっています。ここでダブルトップとなれば反転する可能性はより濃くなっていくだろうという見立てです。
ただこれは日足レベルでの話なので、それより下の下位足においては日足レベルのレンジの中でトレードをするには十分なほどの値幅があるので、日足のレンジの中ということを念頭においてのトレードとなるだろうと考えていました。
とは言え、ダブルトップを形成してネックを築き、ネックラインを下回らない限りは目線は上に持っておくことは基本だと思います。僕もどっちにいくかは分からないので基本的は目線は上だろうということでトレードをするなら下から買いを入れる順張りが良いだろうとは考えていました。
ドル円4時間足
4時間足では、日足での上げ止まり(ダブルトップでいうとことの一番目の山)のところで、切り上げのダブルトップが形成され、ネックラインを更新して下落していき、更にダブルボトムが形成されていることが分かります。このダブルボトムの部分が日足で言うところのネックラインになるであろうポイントです。
この局面から分かることは、4時間足ではネック同士がやや交差してますが頭と尻尾しかない状態であり、画面上では丁度真ん中辺りに値が来てますが、ここは売りと買いが交錯するレンジになりやすい水準にあります。
僕がエントリーしたところはダブルボトム形成から上昇を見せる気配が出てきたというところだったので、画面上で出ている値の部分よりは下のところです。今現在示している値は丁度分水嶺になってる部分で上抜ければ、日足でのダブルトップ形成をするところまで上がるだろうという想定です。
そして気になるポイントとしては、ダブルボトムの右側で大きく下ヒゲが伸びているのが数本確認できることです。これは強くサポートされているということが伺えますのでネック付近まで上昇する可能性は十分にあると考えており、画面でもお分かりの通り想定通りネックまで上がってきました。
ドル円1時間足
続いて1時間足では4時間足ダブルボトムの右側部分で1時間足でのダブルボトムが形成されています。つまり、ダブルボトムの中に小さなダブルボトムができているという状態です。イメージとしては正しくマトリョーシカのような感じです。
画面上では下降トレンドラインと、4時間足のネックラインのところで1時間足ではダブルトップが形成されているのですが、このダブルトップのネックまで上がるだろうと思っていました。なのでエントリーした際は、この2つの根拠により利確目標値として定めていました。
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ドル円15分足
15分足では、1時間足ダブルボトムの右側部分で三尊(ヘッド&ショルダー)になっていることが分かります。これで各時間足で反転の条件が揃いました。そこで左側の高安を更新したところで、押し目からロングを打ちました。そして当初の目論見通りに値が上昇していき、先ほどお伝えした通りでネックラインまで上昇してきたので利益を確定しました。
今後の値動きとしては、一旦上げ止まっており、ネックラインを形成し、ダブルトップを形成していこうかという水準にあります。なのでここからネックを更新してきたら3波目からショートを入れて、5分足で確認できるネックライン及び底値から2番目の安値付近までを狙ったトレードを考えています。
または上抜けたら、日足ダブルトップ形成の可能性が高くなるので、ロングを入れるという視点で相場を見ていくことになるでしょう。
まとめ
今回のトレードは当初はショートを何回か入れてました。15分足で上昇の気配を感じ始めた段階でポジションを手放していたわけです。相場は下位足は上位足の影響を受けるかたちで展開されていきます。ですが一方では値動きの気転は下位足より始まり水面の波紋のように上位足へと伝わっていきます。
この相反するような相場の感覚は言葉で説明することが難しいところですが、感覚が分かってくるとトレードにおいて非常に強い武器になるなと感じています。このように僕のトレードは各時間足の相互関係を見るというMTF(マルチタイムフレーム)分析が軸となっています。
このMTF分析で対局を読み、下位足でタイミングを取ってエントリーをしていくという手法です。このようにチャートを読める力が身に付くと、FXに限らず株、先物、仮想通貨などチャートが表示される金融商品なら全て取引することが可能となります。
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