2021年11月3日、ユーロドル15分足でのトレード結果を報告致します。今回は、ショートでの18pipsほど利益を取れたトレードとなりました。それでは上位足の環境認識から詳細をお伝えしていきたいと思います。
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ユーロドル週足
週足では、ダブルトップ形成後にネックラインを割って下目線になっています。更に10月安値のラストの押し安値も割ってきている感じになっており、ダウ的にも目線が変わっていきている局面にあります。但し、気になるのはしっかりと抜け切れていないというところです。
現時点の段階で、戻り2波目が発生するか、或いはもう一つ下に引いているラインから発生するか、目線は切り替わってきているが一旦下げ止まりになりそうという予感を感じさせます。
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ユーロドル日足
日足では、大きくはトレンドラインとチャネルを引いてる通りで下目線、更に中位のトレンドラインを引き、下落の勢いが増してきているのが確認できます。直近ではダブルトップのようなかたちを作っておりネックを下割れしてからのリターンムーブが発生しているようにも見えます。
また大きな下降トレンドのチャネルを引くと丁度そのポイントでダブルボトムを形成しており、売りと買いの攻防が起きそうな相場になっているので、正直日足ではどちらに優位性があるのか、判断が難しくなっている局面にあると感じました。
ユーロドル4時間足
4時間足では、一旦は反転して上昇したものの10月安値付近まで勢いよく下落しています。4時間足レベルでも方向感が掴みづらいといった相場になっていますが、高値から半値付近のところでは戻り売りのポイントになるだろうという見込みは立てていました。
但し、半値から下落してもすぐ下には押し目買いになる可能性もあるのは分かっていました。押し目が入るところは、1時間足で確認できるネックラインが丁度フィボナッチ61.8%と重なるので利確目標として考えられるところと考えてました。なのでポジションを入れなら1時間足ネックラインと判断していました。
ユーロドル1時間足
1時間足では、大きく下落をした後、切り上げのダブルボトムを形成して浅い押し目から上昇していきました。そしてフィボナッチ50%のところでダブルトップを形成からネックラインを割ってきているという局面でした。
ただ、ここで上げ止まりと判断するには半値押しとダブルトップだけでは根拠が薄いという印象を持っていました。下がってもある程度は値幅が確保できていたので、ポジションを入れるにしても注視しながら入らないといけないだろうとは考えていました。
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ユーロドル15分足
15分足では、1時間足で確認できたダブルトップとネックラインを割ったのが確認できます。とは言え先ほども言ったように根拠が薄いと感じていたので正直乗っていくことができませんでした。ですが更に一段切り下がったことで下降トレンドが発生しました。なので戻ってきたところで入ることにしました。
最初に入ったところでは浅かったせいかもっと深く戻ってきました。なので波が高値にきた頂点でもう一度入り直し、下がってきたところで最初に入れていたポジションを同値で相殺しました。その後は、一旦下がったものの下げ渋りを見せ始め、ダブルボトムを形成してきたのでポジションを手仕舞うことを決めました。
まとめ
今回のトレードでは、上位足の根拠が少し薄かったところではあったのですが、トレンドが発生したことにより下がる気配が強まったであろうと見てのエントリーでした。結果としては途中で下げ止まってしまったのですが、ダブルトップ&ダブルボトムが形成したら手仕舞いにすることはルールとして組み込んでいたので仮に下がったとしてもこれで良かったと判断しています。
最近の感じることとしては、感情的に判断するトレードは負けやすいということです。具体的にはロウソク足がカクカク動き始め、少しずつ上か下かに伸び出してきたら焦りと迷いを感じつつ、つい入りたくなってしまうというのが、感情的に入ってしまうという種類になります。
そうではなく、洞察力が働いて直感的にここっていう時を感じることもあります。これらは何れも感情の動きであり、似ていますが性質が全く異なります。良い直感が働く際に迷いなくエントリーできるようにするには、感性にプラスして知性の部分も必要になってきます。
これは水平線やフィボナッチ等で、ロジカルに分析することで優位性を確認しておくことです。感性と知性の両輪が整ってこそトレードは勝ちやすくなり、ポジションを入れる時も感情の波が立たないスムーズなトレードができるように感じています。
トレードに限らずビジネスでもスポーツでもどうなりたいかのゴールを持っておくことが大切に思います。トレードで言うなら、ただ勝ちたいというだけでなく、どんな精神状態でどんな考え方をしているかなどの具体的なイメージが重要だということです。具体的であればあるほど脳はより答えを返しやすくなるので、トレードにおけるゴールをしっかりともって相場と向き合っていきたいと思います。
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