2021年12月6日月曜日から10日金曜日までの相場分析と値動きの予想について個人的な見解をお伝えしていきたいと思います。

 

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ドル円週足

まずドル円週足からですが、2017年・2018年の高値を一度ヒゲで抜けてはいますがしっかりと実態で抑えられているという水準にあります。このヒゲによりN字の波動の幅分まできっちりと到達したことになります。とは言え、目線はあくまでも上なのでもう一度上を試す可能性もあります。

 

買い手の目線は、直近の6月高値です。シンプルにここが一番初めに意識されやすいだろういう目論見です。

 

売り手の目線は、もう一度2017年・2018年の高値を試してから売られていく可能性が高いです。

 

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ドル円日足

日足では右肩上がりのダブルトップが形成され、ネックを抜けるか抜けないかの水準にあります。ここを抜けると目線が切り替わる可能性が高いですが、直近でサポートされそうなポイントが控えているので何とも言えないところです。また三尊を築いて下落する可能性もあれば、週足のところで語ったように三尊崩れで高値を試す可能性もあります。

 

買い手の目線は、9月高値がサポートされて買われていきそうな感じです。ここはキリ番とフィボナッチ50%の水準になっており、サポートされる複数の根拠が重なっています。またすぐ下に週足のサポートも控えているということもあって強く反発されそうです。

 

売り手の目線は、今の水準から一旦上昇して長い陰線の半値のところから売れていく可能性が高そうです。

 

ドル円4時間足

ドル円4時間足では、9月安値が意識されて何度もサポートされていることが分かります。売りと買いの攻防が起こっており、揉み合いを形成中という水準です。

 

買い手の目線は、現時点からサポートされるか、或いは直ぐ下に日足でのサポート水準があるのでそこから買われていきそうな感じです。

 

売り手の目線は、11月高値にラインを引いてますが、ここは丁度フィボナッチ50%でもあるので売りが意識されるには十分な根拠と言えます。

 

ドル円1時間足

続いてドル円1時間足ですが、ご覧の通り方向感のない揉み合い状態です。徐々に切り下げているとはいえ、サポートも強いのここから先がどうなるかは分かりません。

 

買い手の目線は、現時点が上位足のサポートもあるので買われる可能性は高いです。

 

売り手の目線は、揉み合い中なので半値では売りが意識されるかは分かりません。なのでラインを引いてる11月高値だと上位足のトレーダー達の意識も手伝って強く売られていきそうです。

 

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ユーロドル週足

ユーロドル週足では、先週まで勢いよく下落していきましたが、2020年6月安値が61.8%の水準でもあってか下げ止まっています。またロウソク足の振る舞いを見てみると、ピンバーやコマ足になっていることが分かります。これらは反転の可能性をはらんでいることから、上昇する可能性が高いと言えます。

 

買い手の目線は、現時点から売りの決済や逆張りの買いが入るなど反転しそうですが、何せ週足なので年内は揉み合いかもしれません。

 

売り手の目線は、下げ止まってもう下がらないならば一旦上昇してきたところでもう一度アタック掛けてきそうな感じです。なので本格的に売られるなら10月高値が高値と安値のサンドイッチ状態というのもあって強くレジスタンスされそうです。

 

ユーロドル日足

ユーロドル日足では、一旦下げ止まったところから少し上昇しています。ここから切り上げ型のダブルボトムができれば、ある程度まで上昇していきそうな感じです。

 

買い手の目線は、もう一度下を試してきたらダブルボトム形成により売り手の勢いが弱まりそうなので、そこから買われていきそうです。

 

売り手の目線は、逆に一旦調整上昇したところでもう一度下を試そうと売りが入っていきそうです。週足2本分の長い陰線の半値といったところでしょうか。

 

ユーロドル4時間足

続いてユーロドル4時間足では、逆三尊にも見えなくもないチャートパターンの形成があります。ここから買われていく可能性もありますし、もう一度下値を試してから上昇する可能性もあり得そうです。その際は下値試しが成功して抜けていく可能性もあります。

 

買い手の目線は、1時間足でのネックラインと11月安値の間をゾーンとして捉え、ここがサポートされて買われていきそうです。

 

売り手の目線は、もう少し上昇して2本目の高値で引いてるラインまで来たら、そこからレジスタンスされて売られていきそうです。

 

ユーロドル1時間足

続いてユーロドル1時間足は、こちらもドル円同様に方向感のない持合い相場となっています。なので上位足の分水嶺となるポイントが今後のカギと言えるでしょう。

 

買い手の目線は、もう少し下の11月安値が意識されそうな感じです。ここはチャートの左側を見ると分かる通り、ロウソク足の実体ではしっかりとサポートされているからです。

 

売り手の目線は、1本ほど長い陰線がありますが、このロウソク足の高値まで一旦上がってきたらここから売りが意識されていきそうです。

 

まとめ

ということで2021年12月6日月曜日から10日金曜日までの相場分析と今後の値動きの予想について個人的な見解をお伝えしました。結局蓋を開けてみないとどう動くかは分かりませんが適切な距離感を保ちつつ相場を見守っていきたいと思います。

 

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