免疫とは病原菌やウイルスなどの侵入を防ぐことや、
体内に害をもたらす細胞を除去する防衛機能のことです。
この免疫機能のお蔭でわたし達は健康でいられます。
そしてこの免疫機能を高めるには腸が重要なのです。
なぜなら免疫機能の8割は腸にあると言われているからです。
わたし達は日々、食べ物を食べて、飲み物を飲み、空気を吸っています。
それは木に喩えると枝や幹は骨や筋肉、葉は光合成するので肺、
樹液は血液やリンパ、そして一番重要な根に相当するのが腸なのです。
根から栄養や水分が吸収できれば枝葉を失っても再生できます。
食物繊維と酵素で腸内環境を整えることで免疫機能は高まります。
食物繊維と酵素で善玉菌を増やそう!
免疫機能の7割は小腸に、1割は大腸にあると言われています。
つまり約8割が腸に存在しているということになるのです。
小腸は体の中にあるにも関わらず外界と接しています。
それは肛門、大腸、小腸、胃、食道、呼吸器、気管支、喉、口、鼻、
これらは全て繋がっていることからもお分かり頂けると思います。
そうした理由から腸は体に必要な栄養を吸収するだけでなく、
外から侵入してくるあらゆる病原菌や有害な物質を防いでくれるのです。
そんな小腸の長さは7mにも及んでいて、
その粘膜の面積は成人でテニスコートの1.5倍ほどだそうです。
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ではなぜそんなにも長く面積があるのかというと、
それこそ免疫機能が腸に集中しているからに他なりません。
しかしそれでも約98%は眠ったままとも言われています。
その理由は腸内の善玉菌が不足しているからなのです。
なので免疫機能を高めるカギは善玉菌が握っています。
言い換えると健康のカギを握っているのは善玉菌と言えるのです。
腸に善玉菌を増やして腸内環境をよくするためには、
食物繊維と酵素の2つの栄養が必要不可欠となります。
善玉菌とは乳酸菌やビフィズス菌などのことで、
外部から入ってくる体に有害となる菌を排除してくれます。
一方で悪玉菌がありますがウェルシュ菌やブドウ球菌などで、
腸内を腐敗させて発がん性物質や油外物質を作り出します。
消化の悪いものや食べ過ぎを繰り返すと悪玉菌が増えてしまいます。
そして腸内細菌の総量はほぼ決まっていると言われています。
なので悪玉菌が増えるということは善玉菌が減ることになるのです。
年齢が上がると共に発がん率が上がる理由は悪玉菌が増えるからです。
若いうちは善玉菌のいっぱいなのですが40歳を境に減っていきます。
それに応じて体の免疫力も同時に低下してしまうのです。
悪玉菌が作り出した有害物質には腸から吸収されると血液を汚します。
さらに慢性疲労や肌荒れ、肝機能障害や高血圧に動脈硬化、
そして何と言っても全身の老化を進めてしまうことになるのです。
ということは年齢を重ねても善玉菌優位にしておくことで、
健康で長生きだけでなくいつまでも若々しくいられるのです。
先ほど免疫機能の8割は腸にあると説明させて頂きましたが、
腸内細菌のバランスさえ整っていれば免疫力は高めることができます。
そしてどのような体の不調も回復に向かわせることができるのです。
なので食物繊維と酵素の2つの栄養は取るべきなのです。