ダイエットの目的で筋トレをしようと思う女性も多いです。
その一方で筋トレをすると太くなるとか逞しくなるなど、
望まない体の変化が気になっているのではないでしょうか。
そして筋トレしても痩せなかったらどうしようかなど、
女性によって気になることは様々にあるかと思います。
どんな悩みを持っているにせよ筋トレのメカニズムを知ることが、
ダイエットで成功するためのまず考えるべきことと言えます。
筋トレがなぜダイエットに効果があるのか?
筋トレそのものには痩せる効果はありません。
なぜなら消費カロリーがそんなに高くないからです。
運動で消費カロリーを考えるならランニングやウォーキングなどの、
有酸素運動を行った方が遥かにカロリーを消費することができます。
だけどダイエットには筋トレも効果があると言われています。
その理由は成長ホルモンの分泌と基礎代謝アップです。
筋トレの場合はトレーニング中ではなく、
トレーニング後にその効果が発揮されるのです。
なぜなら人には代謝というエネルギーの消費が関係するからです。
単純に筋肉量が多いほど基礎代謝は高くなって消費しやすくなります。
ということは筋肉量が多い人は体に脂肪が溜まり難い体質になるのです。
ですがどんなに運動をしていても食事の管理をしていなければ、
痩せるどころか太る原因となって悪循環を招いてしまいます。
なぜなら運動をすればするだけ体は消費したエネルギーを求めるからです。
なので必要な栄養が体に摂り込まれるまで空腹という信号を出し続けます。
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そこで食事を管理しない人は体の要求に従って食べ過ぎてしまいます。
また意識するにしても食べ物のカロリー表示だけを見ていないでしょうか。
このような人も低カロリーだけど必要な栄養素がしっかり補えないので、
体は栄養を求めて常に空腹の信号を出し続けることになるのです。
そしてわたし達は頭に食べたいものが浮かんできてしまい、
その誘惑に負けてつい甘いものやおいしいものに手が出てしまって、
一回でも誘惑に負けてしまえば芋づるのようにどんどんハマってしまいます。
「少しなら大丈夫」という油断を何度も繰り返してしまうのです。
そうなると今度は食べ過ぎた分を取り戻そうとするために、
運動量を増やして消費カロリーを稼ぐという行動に出てしまいます。
しかしそれでは時間も奪われるし精神的にも疲れやすく継続できません。
結果として途中で挫折することなってそこからリバウンドしてしまいます。
ダイエット目的で筋トレをするのは、それ自体は良いことだと思います。
しかしこうしたリスクを予め知っておくことで回避することができます。
そして食事制限を全くしない人の場合でも意識する人の場合でも、
食事を制限することよりも食事の内容を改善することが大切です。
なぜなら体は必要な栄養素が足りないから空腹の信号を出すのです。
ということは小食でも栄養さえ足りていればそんなに強い信号は出しません。
実はわたしもこのブログを書くようになってから食事内容を改善しました。
今では朝と昼の2食のみでなるべく添加物を避けるようにしています。
確かに夜は食べないので空腹にはなるのですが全然耐えられるのです。
空腹になってもそこまで気になるほどのレベルではなくなるのです。
運動をたくさんしているのに痩せることができないという女性は、
思い切ってやめて食事の内容を改善するだけで痩せることができます。
ダイエットで筋トレをするのはとても良いことだとわたし自身も思います。
しかし、それが無理のないレベルで食事もしっかりと改善することで、
ダイエットとしての効果が発揮されるのではないでしょうか。