お盆のお墓参りにするお供え物の意味や供えてはいけないもの

 

8月になればお盆がありますね。

あなたはちゃんと毎年お墓参りをしているでしょうか。

さて、お墓参りといえばどんなお供え物をしたらいいのか、

一般的に何でも良いと言われるけど実際はどうなのか。

いざとなると分からないこともあるのではないでしょうか。

 

最近では、仕事の都合でお盆の日にいけなくて、

お盆の過ぎた後の日にお墓参りに行く人も増えてきました。

そんなときはお供え物はするべきかも気になるところですね。

ここで必要な情報を取り入れて心から供養できるようにしましょう。

 

お供え物をすることの意味とは?

 

お盆のお供え物は本来、

ナスで作った牛やキュウリで作った馬をお供えしていたそうです。

それはご先祖様の霊が牛に荷物を積んで引かせることと、

ご先祖様自身は馬に乗って行き来するためなのだそうです。

そして期間中は飾っておいてお盆が終れば食べるのではなく、

川や海に流すか土に埋めるか塩で清めて白紙に包んで捨てるか、

このいずれか3通りの方法で役目を終えさせるのです。

 

だけど今の時代、このようなお供え物はほとんどがしません。

通常はお線香、お花、浄水または盆灯篭があればロウソクを灯すぐらいか、

それに加えて果物、お菓子、お酒などをお供えするのが一般的です。

 

ですが大切なのは何をお供えするかというところではなく、

故人を思い、ご家族がいつまでも忘れぬようにするためです。

なのでお墓や仏壇の前ではただ手を合わせるだけでなく、

ほんの少しでもいいからご先祖様のことを思い出すことが大切です。

 

お供え物はお墓参りと仏壇と両方使えるの?

 

お墓参りに使ったお供え物は、

そのままにしておくのも気が引ける気持ちがありませんか?

実際のところ、野生動物に食い荒らされてしまったり、

虫が寄ってきてしまったりとそのままにしておくのは気になりますね。

なのでお供え物に関してはお線香やお花はそのままでもいいのですが、

食べ物などに関してはお参りしたら、すぐに持ち帰っても良いのです。

なぜなら前述したようにご家族の気持ちが大切だからです。

 

では持ち帰ったお供え物は仏壇に供えてはいけないのかですが、

お墓参りでお供えしたお供え物を仏壇にお供えするのは問題ありません。

そして仏壇でお供えした後はご家族と頂いても構いません。

何をお供えするかでも、ちゃんとお盆にお墓参りしたかよりも、

今生きているわたし達家族がご先祖様のことを思い出すことが大切です。

 

故人の好みをお供えする

 

故人の好みをお供えすることはとても良いことです。

わたしの場合は11年前に母が亡くなったのですが、

好きだったお花や食べ物でもお供えできそうなものを選んでます。

お酒が好きだったのならお酒をお供えするのだって良いです。

ただしよくドラマや映画などでお墓にお酒をかけるシーンがありますね。

本来はそのようなことをするのはやってはいけないことなのです。

アルコールが石の目に沁み込んで変色やカビの原因になるからです。

 

お酒に限らずジュースなども同様のことが言えますので、

誤ってかけてしまった場合はしっかりと水で洗い流すことが大切です。

墓石を傷めないよう保つこともまた供養になることを知っておきましょう。

どうしてもお酒をかけたいなら墓石周りの砂利や砂の上にまきましょう。

またいくらお酒が好きでも頭からかけられて嬉しい人はいませんよね?

そういった意味でも少し考えてみてはいかがでしょうか。

 

肉や魚はお供えしてはいけないの?

 

故人が肉や魚が好きだったのならお供えしたいかもしれません。

お盆の時期にお供えするもので肉や魚は避けることが無難です。

なぜならこの期間中は殺傷はいけないという理由があるからです。

ただし、カタチにこだわり過ぎても供養の意味が変わってきますので、

お参りしたらすぐに持ち帰るのならお供えしても良いです。

 

やはりお盆に親族が集まらないのはおかしいこと?

 

お盆には親族全員が集まるというのは、

今の時代ではむしろ珍しくなっているのではないでしょうか。

それどころか家族全員が集まらないことだってあります。

仕事などの都合で集まることができない人が多いのです。

 

わたしの姉はホテルの料理長をしているので、

正月やお盆の時期になると通常より忙しくなります。

こうした人達はお盆にお墓参りをすることすらできません。

またご家族との何らかの関係で集まりづらいという人も意外と多いです。

今の時代は様々な理由から決しておかしいことではないのです。

お盆にお墓参りができなければお盆の終った後にお参りしたり、

できるときでも構いませんし今はお参りしない人もいます。

しようと思う気持ちだけでもご先祖様のことを思われているので、

そうした気持ちを大切にされている方がカタチだけより遥かに良いです。

 

わたしの家族関係は元々よくはありませんでしたので、

親族はおろかお盆や正月に家族があつまることはありません。

前述したように姉はお盆や正月などの時期こそ忙しくなります。

生きている限り様々な理由があることは仕方のないことでもあります。

だからこそご先祖様を供養したいという気持ちだけは大切にしましょう。