貧困に悩む女性の一人暮らしもまともにできない苦しい現実

 

日本では収入格差がどんどん大きくなってきています。

サラリーマンの平均年収は約400万円と言われてましたが、

それも以前までのことで年収300万円時代に突入しており、

労働人口の約4割に及ぶ人々が貧困に悩まされています。

 

実際に1990年以降の日本の平均年収は下がり続けており、

その中でも特に貧困に悩む女性の割合は男性より多いです。

不況の影響で非正規雇用と言われる派遣やパートが増加し、

海外からの外国人の雇用によって人件費も下がっています。

 

ネットカフェで暮らす貧困女性

 

 

世の中には「貧困女子」という言葉があるほど、

日本では女性の貧困における割合が多いです。

また仕事も派遣やパートなどの非正規雇用しかなく、

 

明日は仕事がなくなるかもしれない将来の不安まで抱えています。

 

働くところもない、住むところもない・・・

住むところを失えば安いネットカフェで寝泊まりする。

ネットカフェにはシャワーもあれば空調も整っています。

その上、ドリンクはフリーでインスタント食品も揃っているので、

一通りの生活する上での必要な物が揃っているいます。

なので「ネカフェ難民」と言われる人が増えているのです。

その中でも貧困に悩む女性もネカフェ難民に多いです。

 

ネットカフェに長期滞在する貧困家族まで!?

 

また貧困に悩む女性は一人暮らしに限った話ではありません。

シングルマザーで子供がいる女性もネットカフェに長期滞在しています。

 

この一家は伊藤さんの利用するネカフェに滞在していました。
家族構成は母(41歳)、彩香さん(19歳 仮名)、萌さん(14歳 仮名)です。
ネカフェ生活はもう2年半だそうです。
母親は10年前に離婚し、看護助手として働いていましたが仕事と子育てに疲弊し生活は困窮していったようです。
姉の彩香さんは、高校を中退しコンビニで週5日働き月収は10万円。母親は派遣で働いていますが収入はわかりません。
妹の萌さんは、半年近く中学に行っていないといいます。

引用:音信貫通

 

離婚をきっかけに貧困に陥るケースも多いようです。

子育てと仕事に疲れ果てても生活はしなければいけない・・・

こうしたケースも女性の貧困が増える原因のひとつとなっています。

またこのような貧困からはなかなか抜け出せないのも特徴ですが、

その理由として興味深い内容がありました。

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姉妹の住むこのネットカフェでは、7割が長期滞在の女性だそうです。
同じ境遇の人達に囲まれていれば、自分たちの状況はなかなか見えないのかもしれません。

引用:音信貫通

 

これは自分の周囲に同じ仲間がいることで起こる現象です。

確かに同じような境遇におかれた人がいれば安心はします。

しかし、それがかえって抜け出せない要因ともなっているようです。

 

日本の貧困率は世界4位と深刻化している

 

国の豊かさを示すGDP(国内総生産)では世界第3位です。

2009年に中国に抜かれるまではずっと2位でした。

 

ですがOECD(経済協力開発機構)の貧困率の調査では、

日本は世界で第4位となっているという矛盾があるのです。

 

相対的貧困率は、国民の所得の中央値(所得の低い額から順番に並べたときにちょうど真ん中の額)の半分未満の所得しかない人々の割合を示すものです(*1)。つまり、この場合の貧困層とは、国民の大多数の人よりも貧しい人々のことを指しています。OECDのFactbook2010(2000年代半ばのデータ)によると、当時のOECD加盟国30カ国のうちで、相対的貧困率がもっとも高かったのはメキシコ(約18.5%)、2番目がトルコ(約17.5%)、3番目は米国(約17%)、そして日本は4番目(約15%)でした。逆に貧困率がもっとも低かったのはデンマーク(約5%)でした【グラフ参照】。

引用:イーズ未来共創フォーラム

 

更には、国連の幸福度ランキングでは日本は53位となっており、

これは1人あたりの国内総生産、社会的支援、健康寿命、社会的自由、

寛容さ、汚職のなさの6つの要素で診断したものです。

 

貧困率が世界第4位となってしまった背景には、

ワーキングプアなどの女性の貧困が増えたことがあります。

シングルマザー、母子家庭など一人暮らしの女性だけでなく、

子供を養いながら女手一つで育てる女性が増えていることも原因です。

母子家庭や父子家庭の貧困は日本はなんと1位なのだそうです。

 

貧困層と富裕層が二極化していく日本

 

生きてる限り、

永遠と続くかのような貧困生活・・・

このまま年をとってしまう不安・・・

再起を図るための時間もお金もない・・・

シングルマザーで貧困に悩む女性は辛い日々です。

 

一方で日本は毎年新しい億万長者が出てきています。

よく見るサラリーマンの平均所得は約400万など言われてますが、

実のところはこうした一部の億万長者によって引き上げられています。

実際のサラリーマンの平均所得はもっと低いと言えるでしょう。

 

ネットカフェで生活するという、

一人暮らしもまともにできない貧困に悩む女性だけでなく、

シングルマザーや母子家庭の更に苦しい貧困に悩む女性、

一方で毎年増え続けている富裕層との二極化。

日本はどんどん格差社会が広がってきているようです。