十五夜 いつ 2017

 

誰もが十五夜のお月さんを知っています。

けど十五夜の詳細については知らない人が多いのではないでしょうか。

そして中秋の名月なんて言葉を知らない人も意外と多いです。

 

今回は、そんな十五夜について、

中秋の名月だけじゃなく十三夜や十六夜の他に、

十五夜の楽しみ方についてもご紹介したいと思います。

 

2017年の十五夜の日にちと中秋の名月について

 

中秋の名月とは旧暦の8月15日にきれいな満月を鑑賞する風習のことで、

別名「十五夜」として定着しています。

月は新月から満月の間は15日の間となり、

その8月の中間の15日に見られる月を鑑賞することから、

「中秋」といわれるようになったのです。

 

ただし現在の暦で8月の15日は夏の時期であり、

旧暦と現在の暦では月日が違います。

現在の月日では夏が終わり冬へと変わる中間の秋の時期であり、

その秋の時期の9月から10月となっています。

 

そして9月から10月の時期に差し掛かることも、

過去では8月の中間であったことから中秋の名月といわれていたのですが、

1年の中間である9月から10月の秋の時期に行うこで、

中秋の名月と名付けられる理由となっています。

 

そして2017年の十五夜はいつになるのかというと、

2017年は10月の4日が該当することになります。

なぜ旧暦と新暦によってずれてしまうのかというと、

旧暦は月の満ち欠けの周期を1か月とする太陰暦にうるう月を入れて、

季節とのズレを修正した太陰太陽暦のことですが、

新暦は太陽を基準にした太陽の運行をもとにつくられた暦の違いです。

月の満ち欠けでうるう年の基準をそのまま入れた旧暦では、

毎年変わらずに8月15日で中秋の名月がきます。

 

しかし新暦では365日の周期の中で、

数年に一度のコンマ数のずれを修正するために、

うるう年を入れてつじつま合わせを行います。

このつじつま合わせが毎年中秋の名月のずれが起きる理由であり、

そのことから2016年は9月の15日でしたが、

2017年は10月の4日が該当することになります。

 

ただしこの新暦による日数の修正によって、

本来中秋の名月は秋の夜長にきれいな満月を見ることが風習だったのですが、

日数の修正によって15日周期に当てはまらなくなってしまったのです。

 

実は十五夜は必ず満月とは限らないの!?

 

日本には古くから残る習慣や行事が数多くあります。

そしてその中でも秋の行事と言えば、中秋の名月、別名十五夜です。

秋の満月の日にお団子やススキをお供えしつつお月見をするということの習慣は、

今でも数多くの家庭で行われている行事と言えますが、

実は十五夜は必ず満月とは限らないのを意外と知る人は少ないようです。

 

また、十五夜と言いながらも必ずしも15日でなく、

毎年その日付が変わる理由もあまり知っている方はいないようです。

実はこれらは、日本で使われていた暦に関係があるのです。

 

現在日本で使われている暦、

つまりカレンダーは太陽の動きを元にした太陽暦という太陽の動きを元にしたものです。

しかし、実はこれは主に明治以後から使われるようになったもので、

それ以前の日本では、月の動きを元にした太陰暦が主に使われていました。

これは簡単に言えば、新月の日を毎月の1日とし、

次の新月の日まで日付を数えていくというものです。

そしてこの暦を使うと、おおよそ15日目の夜が満月となるので、

十五夜イコール満月の日ということになったのです。

ここから、十五夜という言葉が生まれました。

 

しかし問題は、おおよそ15日目が満月であるということです。

というのも実は月の軌道は完全な円ではなく少し歪んだ楕円形をしており、

また地球の公転の影響も受けるため、

満月は14日目から16日目の間までとなってしまいます。

つまり十五夜として15日目の夜は、

満月である可能性が高いもののそうでない日もあるのです。

 

ただ、そうは言ってもこの日の夜の月は、

ほとんど満月に近い美しい状態であるのは間違いありません。

もともと十五夜は作物の実りに感謝してお供えものを月に捧げた大事な日です。

今となってはそういった収穫に関連する職業の方は多くはありませんが、

やはり家族や大切な人とこの時期の一年でもっとも美しい月を、

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ゆっくり眺めるというのはとても良いものですので、

是非とも十五夜にはお月見をしてみてはいかがでしょうか。

 

十三夜とか十六夜とかあるけどその意味は?

 

月は、形によって十五夜や十六夜、

十三夜などの種類に分けることができます。

時に秋の夜空に浮かぶ十五夜は有名で、

すすきやお団子を用意して月見をしたことがある人も多くいるかと思います。

 

ですが、十六夜や十三夜の意味を具体的に説明できるという人は少ないようです。

まず中秋の名月である十五夜は、旧暦の8月15日前後の満月のことを指しています。

この旧暦は、現在のカレンダーと約1カ月ほど差があるので、

9月中旬から10月中旬になるのが一般的です。

 

十五夜で注意したいことの1つに、満月とは別物であることがあげられます。

月は地球の周りをまわっていますが、この軌道は微妙に歪んだ楕円形になります。

そのため、新月から満月になるまでの日数には14日から16日ほどの差があります。

これにより、満月にならないことが多くあるので注意しましょう。

 

十六夜は中秋の名月の次の夜の月を指していて、

読み方には「いざよい」と「じゅうろくや」の2種類があります。

 

いざよいには、

ためらうという意味のある「いざよう」の連用形から名詞となったものです。

これは、夜に月が出る時間が毎日50分ほど遅くなることが由来しています。

つまり、中秋の名月と比較して十六夜は50分ほど遅く出てくる月なので、

ためらっているように見えるというのが理由です。

 

十三夜は、新月から数えて13日後の月のことを言いますが、

一般的には十五夜から約1カ月後の十三夜のことを指しています。

この十三夜は別名として、栗名月や後の月とも呼ばれていて、

中秋の名月に次いで月が美しく見える日だと言われています。

 

現在では、お月見というと十五夜というイメージが強いですが、

昔は十三夜と中秋の名月の両方の月を見るのが一般的でした。

さらに、中秋の名月だけを観賞するのは片月見と言われ、

縁起の悪いものとされているので気を付けましょう。

十五夜は、雲が多くてはっきりと見えないこともありますが、

十三夜は晴れることが多いので、十三夜に曇りなしという言葉があるほどです。

 

十五夜での主な楽しみ方とは?

 

昨今は9月に入っても日中は真夏のような暑さを感じてしまう事が多いですが、

夜風にはどことなく秋を感じさせるものがあり風情を感じることができます。

 

そのような時期にあるのが十五夜ですが、

何となく物思いに耽ってしまう時期でもあることから、

現代人においても疎かにせず親しまれています。

 

十五夜は過ぎゆく物悲しさがあるため日本古来の伝統だと思われることが多いのですが、

実は発祥地は中国であるということはあまり知られていません。

そのため、お団子ではなく中国では里芋が食されていたという事実を知ると、

誰もが驚きの声をあげることになるのです。

 

日本において十五夜の定番の過ごし方と言えば縁側に行き、

すすきを供えつつ明るく丸い月を目にしながらお団子を口にするというものですが、

現代においてこうした楽しみ方ができる方は希少です。

 

そもそも、建築物が洋式になっているので縁側が無いという家庭も多いですし、

マンション住まいも大勢居ます。

ただし、室内で窓から月が眺められる部屋に移動するだけでも良いですし、

ベランダに出れば夜風も相まって尚更十五夜が楽しめます。

 

近くに公園などがあるのならお酒などを手にして、

ゆっくりと眺めてみるだけでも特別な楽しみ方になります。

 

こうした十五夜と言えばやはり団子とすすきですが丸みを帯びていて、

外見が良く似ているため飾られるようになったというのは大変有名なお話ですが、

すすきに関してはあまり由来が知られていません。

 

そもそもすすきを採用することになったのは、

切り口を目にした際にかなり鋭さが感じられるため、

魔除けとして活用できると判断されたことがきっかけです。

 

さらに、来年も米を生み出す稲が丈夫に育成されるように、

という願いもあり選択されました。

 

このような様子からわかるのはまだ9月ではあるものの、

十五夜では既に1年を振り返る時期に来ているということです。

また、今日はあらゆる場所で美しいイベントも催されるので、

そういったものに参加してみるのも良いでしょう。

 

まとめ

 

2017年の十五夜や10月4日です。

秋になって段々と涼しくなっていく夜を楽しんでみてはいかがでしょうか。

日本の歴史と幻想的な月の共演はまた味わい深いと思います。