十五夜と十三夜の違いとは?十日夜や十六夜の意味や由来まで

 

十五夜のお月見は誰もが知っているのですが、

十三夜というものを知らない人は案外多いのではないでしょうか。

そして十五夜と十三夜の違いとは一体何なのでしょう。

 

またその他に十日夜、十六夜などもあります。

これらは意味どころか存在すら知らない人が多いと思います。

私もこの記事を書くにあたって今まで知りませんでした。

 

またややこしいのは「中秋の名月」と「仲秋の名月」です。

あなたはこの2つの違いがあるのをご存知だったでしょうか。

恥ずかしながら私は今まで全くしりませんでした。

今回は、十五夜にまつわる色々な違いについてお伝えします。

 

十五夜と十三夜の違いについて

 

十五夜とは「中秋の名月」のことを言い、

旧暦では8月15日とされていました。

旧暦では月の満ち欠けを基準としていたからです。

とは言え月の軌道が楕円を描いて一周するので、

満月になるのは14~16日というズレが生じてしまいます。

ですが8月15日だけが十五夜と呼ぶのではなく、

月が最も満月になる日だからそう呼ばれているので、

8月に限らず毎月十五夜は訪れます。

 

十三夜とは十五夜の後に巡ってきます。

中秋の名月の後にやってくるので「後の月」とも呼ばます。

地球の公転を基準とする新暦では十五夜は毎年日にちが変わるように、

十三夜も同じく新暦になってから毎年日にちが変わるようになりました。

以下の早見表が十三夜の日にちとなります。

 

  • 2010年 10月20日
  • 2011年 10月9日
  • 2012年 10月27日
  • 2013年 10月17日
  • 2014年 10月6日
  • 2015年 10月25日
  • 2016年 10月13日
  • 2017年 10月1日
  • 2018年 10月21日
  • 2019年 10月11日
  • 2020年 10月29日
  • 2021年 10月18日
  • 2022年 10月8日
  • 2023年 10月27日
  • 2024年 10月15日
  • 2025年 10月2日

 

旧暦では十五夜は8月15日でしたね?

十三夜の場合は9月13日となってました。

ちなみに十五夜の夜空は雲に隠れたりなどすっきりしない日が多く、

それに対して十三夜の場合は晴れることが多いようです。

とは言え十三夜は十五夜の次に美しい月と言われています。

実はどちらか一方だけのお月見は縁起が悪いそうです。

 

十日夜とは?

 

十日夜とは「とおかんや」と読みます。

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そして旧暦10月10日に行われる収穫祭のことです。

実はこの十日夜とはお月見がメインの行事ではありません。

農作物に感謝をする日とされているのです。

 

十日夜とは関東地方で行われる行事のようです。

なので西日本に住む人なんかは言葉すら知らない人が多いでしょう。

西日本では近い行事があって「亥の子(いのこ)」というものがあります。

大阪や広島では秋祭りとして亥の子祭りは有名ではないでしょうか。

 

どちらも収穫の行事であることに変わりありません。

地方によって内容が異なり、呼び名も異なるということです。

そして月の神様に祈りを捧げてお供えものをするなども、

基本的には十五夜と大差はないようです。

 

十六夜とは?

 

十六夜とは「いざよい」と読みます。

この言葉を聞いたことがある人の方が少ないのではないでしょうか。

十六夜とは旧暦で8月16日の夜のことを差します。

 

十六夜とは元は「猶予う(いさよう)」という言葉がからきてます。

この言葉には「ためらう」とか「停滞」という意味があります。

そして満月から少し欠けるのが十六夜の月となるので、

十六夜とは「じゅうろくや」とも読みますが「いざよい」とも読みます。

 

そもそも月は昔の人々にとって日にちを知る手掛かりでした。

三日月とは今でも使う誰もが知る有名な言葉ですね?

この言葉の意味は三日目の月という意味になるのです。

また一日(ついたち)は今でも誰もが当たり前のように使ってますが、

本来は月の最初の日として月立ちからきているのです。

ではそれぞれ日にちによってどのような呼び方があるかというと、

 

  • 1日 新月
  • 2日 繊月(せんげつ)
  • 3日 三日月
  • 7日 上弦の月
  • 10日 十日夜
  • 13日 十三夜
  • 14日 子望月
  • 15日 満月
  • 16日 十六夜
  • 17日 立待月(たちまづき)
  • 18日 居待月(いまちづき)
  • 19日 寝待月(ねまちづき)
  • 20日 更待月(ふけまちづき)
  • 23日 下弦の月
  • 26日 有明月
  • 30日 三十日月(みそかづき)

 

このようになっています。

12月に「大みそか」なんてありますが、

元々「みそ」とは「三十」であり「みそか」は「三十日」でした。

新暦になって31日ができましたが12月31日を「大みそか」と呼びます。

 

中秋の名月と仲秋の名月の違いとは?

 

「中秋」も「仲秋」とどちらも「ちゅうしゅう」と読みます。

旧暦では7月、8月、9月が秋としていました。

新暦の現代では9月、10月、11月が秋ですね。

 

そして「仲秋」とは秋の真ん中である8月を意味します。

対して「中秋」とは8月15日に見える月のことを言います。

なので十五夜とは一般的に「中秋の名月」となります。

 

8月15日、つまり「中秋の名月」は、

1年の中で最も美しい月が見れると言われています。

だからこそお月見や十五夜などの言葉が今でも根強いのです。